心城院

心城院について

江戸三十三観音

江戸三十三観音について | 昭和新撰江戸札所道しるべ(江戸札所会発行)より抜粋

観音さまの霊場三十三箇所を巡拝する「札所巡礼」は、古くから行われておりましたが江戸時代になりますと、全国的にその信仰が広まり、番外をふくめて札所から札所へと、それぞれの心願をこめながら辿る人が多くなりました。
「江戸札所」も享保20年刊の「江戸砂子拾遺」にその寺院名が記載されていることから、すくなくとも元禄の初期には、かなりの巡礼で賑わっていたことでしょう。

その後、いろいろな事情で衰退しておりましたが、近年「昭和新撰」として再興されました。順番どおり巡るのもよし、またどの札所からお参りされても結構です。
ご宝前では、「お経」を読まれるか、さもなくば「南無観世音菩薩」とお唱えください。なお、写経を霊場に納めて「納経印」をいただくのが本来ですが、ご参拝を終えたしるしに「納経帳」にご印を押していただくのがよろしいでしょう。

第七番札所本尊「十一面観世音菩薩」

観音さまは、観世音菩薩または観自在菩薩などといい、「広大無辺な慈悲心により、自由自在に世の中の音を観ずるほとけさま」とされます。観音さまは、あらゆる仏さまの中でも最も慈悲深い仏さまの一つです。あらゆるものを平等に観ずる清らかな観音さまの心は、ときに私たちの苦しみを除き、ときに楽を与えてくださいます。

浅草から巡り始め、目黒で打ち納めとなる「江戸三十三観音」うち、当山は第七番札所として選定されています。

当山の観音さまは、十一面観音さまです。1尺(約30センチ)のお像で、慈覚大師円仁作と伝えられております。聖天さまと十一面観音さまは一心同体で、聖天さまを祀る寺院は必ず十一面観音さまも一緒に祀られています。

ご朱印をお求めの方へ

【御朱印受付時間】
9時から12時
13時から16時

※12時から13時は、事前に書き置いた紙でのお渡しとなります。
※上記の時間以外でも、法要中や諸行事、その他応対できない場合は、書き置いた紙でのお渡しとなります。ご了承ください。
※本堂内が手狭なため、団体(5人以上)でのご参拝、御朱印をお求めの方は、必ず事前にご一報くださいますようお願い申し上げます。
※当山には駐車場はありません。公共交通機関をご利用ください。

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